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10日間の集中治療合宿例

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2018年01月31日

 10日間の集中治療合宿例

集中治療合宿風景2018・1月号

法政大学・1年 ・ 鈴木昭汰君
腰痛・肩痛の改善のため来院


(↑投球フォームの変化;整復当日⇒整復3日後⇒整復7日後)
①A鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
①B鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
②A鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
②B鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
⑤鈴木昭汰君・投球変化(セットポジション)2018.1.11~1.14~1.18

治療後の感想文 
「私は、左肩の極端な下がり・体のバランスの悪さがあり、とても投げ辛さがありました。ですから大学に入ってからも思った様なピッチングが出来ず、上で投手を続けていく上で焦っていました。
 そこで野球の先輩に、山内整骨院を紹介してもらいました。最初、この肩の下がりは長い間治ってないから、どうせ元には戻らないだろうとか、短期間でバランスの良い体は作れるのか不安の方が大きかったと思います。
来院して先ず、股関節と肩関節の整復(ズレを治す)をしてもらいました。二日目からは、午前と午後、サンドバックを蹴りストレッチをし、山内先生に治療してもらいましたが、トレーニングは意外と地味で、本当に体は変わるのかなと正直不安でした。しかし、やっていくうちに、股関節の柔軟性が変わり、立ち方や立っている楽さなどを覚えるようになり、柔軟性の大切さを体感しました。しかも間違った柔軟をしても逆効果なことも教わりました。そして日を重ね変化が出るにつれ、股関節は野球の全ての動きに直結して来ると実感できるようになりました。毎日のサンドバック蹴り、インターバルのストレッチ、これを毎日続けてこそ、これからのパフォーマンスに繋がってくると思いました。
 初めてシャドーピッチングやネットスローをした時に、歩幅・トップの位置・腕の振りやすさなど、股関節が変わっただけで、こんなにもパフォーマンスが良くなるのかと、自分でも信じられないくらいの衝撃でした。
 歩幅が変われば、体重移動での間が長くなる。トップが作れていれば、出所が見辛くキレのアップ。そして何より肘の負担が減ります。このプラスなことを知ってからのトレーニングは、更に意識が高くなると同時に、今までの自分の自己管理に危機感を覚えました。
 山内整骨院に来て、初日・3日後・5日後とネットスローの写真を見ると、とても変化していて、自分の感覚的には、投げ終わった後の肩・肘の疲労感が無くなり、キレの面では、指の掛かりが鋭くなり、パチッと音が大きくなるまでになりました。
 想像していた以上に肩甲骨の可動域も広がり、リリースでは、よりボールを前で離せることを動画でも見る事ができて、とても自信になりました。
 山内整骨院に10日間合宿させて頂いて、股関節の柔軟の重要性以外にも教えて頂いた気がします。確かに今自分の体は、骨盤や体のバランス、肩・肘・腰・股関節の状態はベストに近いと思います。ですが、10日間やっただけでは、また体は昔の自分に戻ってしまうと思います。この10日間やってきたことを、神奈川県に帰ってからどれだけやれるかが、これからの自分の体の維持・パフォーマンス向上にも繋がってくると思う事ができました。これも院長にほぼ毎日のように、メジャーで活躍する日本人選手全員がストレッチに対する意識が格別である事をテレビの番組で見せて頂いたおかげです。
 特にイチローさんのストレッチの意識は凄く、球場に自前で機械を持って来たり、暇を持て余している時も、ずっとストレッチをしていました。あの年でプレーできること、しかも活躍できるという事は、この意識の高さがあるからだなと思いました。今の自分のストレッチに対する意識の低さを実感しました。
 これを機に、もっと自分の体をよく知って、他力でなく自力でストレッチ等のケアをして、上で野球をする上で、より良いパフォーマンスが出来るように努めていきたいです。
 山内整骨院に来ていなかったら、この大切さにも気づかなかったし、股関節のズレがあったままでした。10日間トレーニングとストレッチや、投球フォームの見直しが出来て本当に良かったです。そして10日間チームを離れて行く事を許して頂いた監督、そして両親にも感謝しています。必ず来シーズンは活躍して、山内先生、オバちゃんにも恩返しします!
 そして最終的には、夢であるプロ野球選手で活躍できるように、この経験を生かして、日々頑張っていきたいと思います。」

法政大学・2年 ・ 森田駿哉君
肘痛の改善とパフォーマンスの向上のため来院


①森田駿哉君・整復前・2018.1.11
②森田駿哉君・整復後・2018.1.16
④森田駿哉君・投球変化・(セットポジション) 2018.1.11~.1.16

治療後の感想文 「復活への第一歩」
「実は院長と初めてお会いしたのは、大学一年の夏に院長がたまたま大学のグラウンドに来られた時、同級生の宮本勇磨に紹介され身体をチェックして頂いた時だった。股関節のズレを指摘されたその時は、何を言っているのか理解できなかった。私自身肘を痛めており、それを見破られ、なおかつ再発するとも言われたが、信じることができなった。その後肘の怪我が再発した時に、山内先生の言葉がふと頭に出て来た。結局三年の春に左肘を手術し、それからは痛むことなく投げているが、調子の起伏が激しく本来の投球とは程遠く、何か変わるきっかけとして今回この集中治療の合宿に参加させて頂いた。
 まず最初に身体のズレを撮影した。すると、股関節と肩関節両方に1㎝から2㎝くらい左右のズレがあった。初日にそのズレを揃える「整復」をして、二日目からサンドバックの蹴りと股割りの繰り返す生活が始まった。整復する前は、蹴る姿勢や音が悪かったが、整復後繰り返し行っていく中で、体感とバランスも鍛えられると共に、下半身の内施運動のイメージや動きも良くなっていった。四日目くらいから投げ始め、自分の理想としている縦のラインで投げる事、狭い板の中で投げるというイメージが出来るようになり、スピンの効いた真っすぐが行くようになった。他にも下半身の感覚が良くなり、横を向いたままギリギリまで粘れるようになったことや、スライダー回転することがかなり減った。そして一番変化したと感じる点としては、立ち姿である。やはり左右の股関節にズレがあった時は、無意識に片足重心にして体勢を取ろうとしていたが、整復をしてトレーニングをしていく中で左右のバランスが取れた立ち姿になり、歩き方一つにしても母趾球に体重が乗る感じがあり、少しO脚だったのも真っすぐになったと思う。それが投球フォームのスタートである立ってから足を上げる段階でも、安定するようになったと思う。足の長さのズレが1㎝と聞くと、普通は、たかが1㎝と思う人も必ずいると思う。でもその1㎝が年齢を重ねることによってパフォーマンスの低下に繋がったり、故障に繋がると、改めて感じた。またズレがないことは身体の未端にまで神経が行き、身体を内施させたり自由に扱えるようになると、今回の治療やトレーニングをやる中で身体が感じた率直な思いである。
 私自身、今年最終学年としてドラフトイヤーでもあり、十季ぶりに優勝しないといけないという重圧も少しはある。一年の春にいきなり開幕戦で投げ勝利した後、怪我で投げることができず、不甲斐なさや悔しい気持ちしか無かった。それを晴らすことができるのは、神宮のマウンドで投げ優勝した時で、その時初めて報われるものだと思う。何か足りないと思っていた物が、今回自分の中で何か見つかったと思う。今後も継続して股関節・肩関節のいいポジションを保つことが、パフォーマンスアップ・コンディション維持に繋がると思うので、日々努めたい。今回治療して下さった山内先生集中治療費用を出してくれた両親、自分の為に色々サポートして下さった監督さんなど、皆さんに恩返しするためにも、必ず春5勝以上をノルマに、あと2か月望んでいきたい。そして優勝して監督を胴上げして、自分自身もドラフト1位という結果で1年を締めくくりたいと思う。そしてゆくゆくは、世界で一番の左腕として世界に名の轟くような野球選手、人間になりたい。
平成30年1月18日」

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