ホーム > 治療例ブログ > 10日間の集中治療合宿例 >  集中治療合宿2019.6

集中治療合宿2019.6

2019年06月30日

集中治療合宿風景2019・6月号
九州国際大学1年 ・ 新保雄太郎君
制球難・股関節の硬さの改善のため来院


 (整復前)2019.6.4 ⇒ (整復4日後)2019.6.24

①新保雄太郎君・整復前・2019.6.20
②新保雄太郎君・整復後・2019.6.27
③新保雄太郎君・投球変化(セットポジション)2019.6.20~6.24。

治療後の感想文
「 山内整骨院の合宿は、中学生の時から行きたいと思っていました。小中学校の先輩で初めての高学年の友達でもある安楽智大さんが、高校のとき山内整骨院の合宿を体験し、スピードが上がったことを知っていたからです。
 しかし、行くタイミングも無く月日だけが刻々と経ち、もう行けないのかなと思っていた矢先に、伊藤監督から「スキルアップに福井に行ってこい」と言われて、山内整骨院に来ることに出来ました。
 僕が合宿へ行きたかった理由は他にもあります。それは、投球動作の時に体が前に突っ込む癖があることや、インステップ、股関節が硬いため、上手く体重移動がしにくいことや、猫背であること、左手肩が脱臼癖があったからです。今までにたくさんの選手を診てきた山内先生は、それらを治療するだけでなく、その後の怪我防止にも力を入れていると評価を受けていたので、絶対に行きたいと思っていました。
 実際に合宿がスタートし、初めに整復前の投球フォームと体のズレなどを確かめるための撮影がありました。体をリラックスさせ、自然体な状態で撮影をする為、特に何も問題はないだろうと思っていましたが、左足が1cm短く、両肘のバランスも悪く、とても良いパフォーマンスをできる状態ではありませんでした。すぐに整復が行われ、正しい長さとバランスにしてくださいました。
 その後練習へと入っていくのですが、野球の動作とは別のサンドバックの蹴り込みと股割りのセットメニューでした。上手く蹴っている様でも体が安定せずフラフラしたり、力がはいしなやかに蹴れずに音が悪くなったりなどで、山内先生に笑われたのを今でも覚えています。
 しかし、蹴り込みだけでなく股割りでも体が硬く十分開かなかったため、とても恥ずかしかったです。どれも簡単そうに見えて、とても難しく、汗の量が凄かったです。僕はこの時に、体幹の弱さと体の硬さを改めて知ることができました。その練習が毎日のメニューとなり、続けることになりました。
合宿から3日後、ネットスローやシャドーピッチングが始まりました。初日よりも体重移動がスムーズにできるだけようになり、しなやかに腕を使うことができるようになりました。そのことを自分で感じた時はとても嬉しかったです。
それから8日目になり、高校のグラウンドでブルペンを使わせていただきました。全部で50球投げましたが、ボールの伸びや回転数が良くなった事がすぐわかり、変化した自分に驚きました。下半身を中心に動作が始まり、右腕は遅れて出ていく感覚があり、球持ちも良くなりました。気になっていた、体の突っ込みも、インステップも解消でき、投げるのがとても楽しくなりました。投げた後の疲れも無く、体を上手く使えるようになった事を感じることが出来たので、股割りは毎日続けようと思いました。
しかし、投げる事だけでなく、走ることも速くなったと感じました。体のブレが少なくなり、足の運びが更に良くなったのです。整復をして、股関節を柔らかくするだけでパフォーマンス向上に繋がるとは、思ってもいませんでした。
最後に、毎日マンツーマンで見て下さった山内先生と、体調のことを考えてバランスの良い食事を作ってくださった成子さんには、感謝の気持ちで一杯です。他にもたくさんの思い出がありますが、この恩は絶対に忘れません。
僕に夢は、プロ野球選手になって活躍することです。必ず叶えて、先生に報告できるように、日々精進していきます。   2019.6.29」

前の記事:

次の記事:

治療例メニュー

全て

10日間の集中治療合宿例

通院治療例

ページの先頭へ