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10日間の集中治療合宿例

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2020年10月27日

 10日間の集中治療合宿例

鈴木昭汰君は法政大学1年の時(2018年1月)、腰痛・肩痛の改善のため当院に来院
 股関節と肩関節を治療しました。


2018.1.15 
当院合宿中・3Fキッチンにて
手伝い中の鈴木君
「ゆで卵の飾り切り」お見事!


(↑整復当日⇒整復3日後⇒整復7日後)
①A鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
①B鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
②A鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
②B鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
⑤鈴木昭汰君・投球変化(セットポジション)2018.1.11~1.14~1.18

🔵当院での鈴木昭汰君(合宿中の様子)

▲大野治療所3Fリビングにて晩ご飯  キムチ鍋、美味しい~ ♡ (2018.1.11)

▲大野治療所前の除雪の手伝い(2018.1.13)

▲大野市内のそば処「梅林」にて(2018.1.14)

▲スキージャム(福井県一のスキー場)の温泉に入る(2018.1.14)

▲大野治療所3Fにて晩ご飯 ブリのお刺身、美味しい~ ♡ (2018.1.16)

▲大野治療所2Fトレーニング室にて(2018.1.18)
股関節活性化トレーニング(サンドバックの蹴り込み)※ インターバルに必ずストレッチ

▲大野治療所3Fリビングにて昼ご飯  サーロインステーキ ♡  (2018.1.18)

鈴木昭汰君、2018.1月 治療後の感想文
「私は、左肩の極端な下がり・体のバランスの悪さがあり、とても投げ辛さがありました。ですから大学に入ってからも思った様なピッチングが出来ず、上で投手を続けていく上で焦っていました。
 そこで野球の先輩に、山内整骨院を紹介してもらいました。最初、この肩の下がりは長い間治ってないから、どうせ元には戻らないだろうとか、短期間でバランスの良い体は作れるのか不安の方が大きかったと思います。
来院して先ず、股関節と肩関節の整復(ズレを治す)をしてもらいました。二日目からは、午前と午後、サンドバックを蹴りストレッチをし、山内先生に治療してもらいましたが、トレーニングは意外と地味で、本当に体は変わるのかなと正直不安でした。しかし、やっていくうちに、股関節の柔軟性が変わり、立ち方や立っている楽さなどを覚えるようになり、柔軟性の大切さを体感しました。しかも間違った柔軟をしても逆効果なことも教わりました。そして日を重ね変化が出るにつれ、股関節は野球の全ての動きに直結して来ると実感できるようになりました。毎日のサンドバック蹴り、インターバルのストレッチ、これを毎日続けてこそ、これからのパフォーマンスに繋がってくると思いました。
 初めてシャドーピッチングやネットスローをした時に、歩幅・トップの位置・腕の振りやすさなど、股関節が変わっただけで、こんなにもパフォーマンスが良くなるのかと、自分でも信じられないくらいの衝撃でした。
 歩幅が変われば、体重移動での間が長くなる。トップが作れていれば、出所が見辛くキレのアップ。そして何より肘の負担が減ります。このプラスなことを知ってからのトレーニングは、更に意識が高くなると同時に、今までの自分の自己管理に危機感を覚えました。
 山内整骨院に来て、初日・3日後・5日後とネットスローの写真を見ると、とても変化していて、自分の感覚的には、投げ終わった後の肩・肘の疲労感が無くなり、キレの面では、指の掛かりが鋭くなり、パチッと音が大きくなるまでになりました。
 想像していた以上に肩甲骨の可動域も広がり、リリースでは、よりボールを前で離せることを動画でも見る事ができて、とても自信になりました。
 山内整骨院に10日間合宿させて頂いて、股関節の柔軟の重要性以外にも教えて頂いた気がします。確かに今自分の体は、骨盤や体のバランス、肩・肘・腰・股関節の状態はベストに近いと思います。ですが、10日間やっただけでは、また体は昔の自分に戻ってしまうと思います。この10日間やってきたことを、神奈川県に帰ってからどれだけやれるかが、これからの自分の体の維持・パフォーマンス向上にも繋がってくると思う事ができました。これも院長にほぼ毎日のように、メジャーで活躍する日本人選手全員がストレッチに対する意識が格別である事をテレビの番組で見せて頂いたおかげです。
 特にイチローさんのストレッチの意識は凄く、球場に自前で機械を持って来たり、暇を持て余している時も、ずっとストレッチをしていました。あの年でプレーできること、しかも活躍できるという事は、この意識の高さがあるからだなと思いました。今の自分のストレッチに対する意識の低さを実感しました。
 これを機に、もっと自分の体をよく知って、他力でなく自力でストレッチ等のケアをして、上で野球をする上で、より良いパフォーマンスが出来るように努めていきたいです。
 山内整骨院に来ていなかったら、この大切さにも気づかなかったし、股関節のズレがあったままでした。10日間トレーニングとストレッチや、投球フォームの見直しが出来て本当に良かったです。そして10日間チームを離れて行く事を許して頂いた監督、そして両親にも感謝しています。必ず来シーズンは活躍して、山内先生、オバちゃんにも恩返しします!
 そして最終的には、夢であるプロ野球選手で活躍できるように、この経験を生かして、日々頑張っていきたいと思います。」

2020年09月19日

 10日間の集中治療合宿例

新型コロナの影響で2月以降は当院での合宿受け入れを中止していましたが、夏以降は感染対策の条件をクリアして下さった合宿生については、大野市内の旅館に全泊して頂き、受け入れております。

▼当院の、福井県・大野治療所2Fトレーニング室にて(2020.9.12)

(前列;院長、後列左より:赤崎太優君・市橋知樹君)

▼日本福祉大学1年 ・ 市橋知樹君
肩痛・股関節の柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.9.10 ⇒ (整復6日後)2020.9.17
③市橋知樹君・投球変化・(セットポジション)2020.9.10~9.17
①市橋知樹君・整復前・2020.9.10
②市橋知樹君・整復後・2020.9.16
治療後の感想文
「私が山内整骨院で治療を受けようと思ったのは、中学生の時から肩痛に悩まされていて、怪我をして治っての繰り返しで球速も思ったように上がらなかったため、何かを変えなければならないと考えていた時に、先輩方が山内整骨院に行き股関節が開くようになり、身体の変化が見えたとお聞きしたので、今回治療を受けようと決めました。自分はもともと股関節が硬く、左股関節に詰まる感覚があり、フォームでも十分なしなりを生み出せず、肩に負担がかかる投げ方をしていたため、まずそこから変わる事ができればいいと考えていました。
 股関節のズレの整復、そしてその後のトレーニングと治療で、来院する前と変化したところは、大まかに三つあります。
一つ目は、開脚が開くようになったことです。ズレが揃った状態で股関節を活性化させるためのサンドバック蹴りを行い、インターバルの開脚を繰り返し行いました。サンドバックを蹴ることで開脚がしやすくなり、今まで以上に開くようになりました。治療前は三段の台でも痛く、十分に開く事ができていませんでしたが、治療中や治療後は一段の台で開脚ができるようになりました。
二つ目は投球フォームです。開脚がしやすくなったことにより、写真で見ても変わったのが分かります。まず、セットポジションから右足を上げる際、いつもはベルトまでしか上がっていなかった膝が胸近くまで上がるようになりました。右足が上がるようになったことにより、勢い良く並進運動が行えるようになった気がします。次に左足が着地した際のトップの位置が変化しました。以前のフォームだと右足が着地した時にまだトップが完成しておらず、無理に投げ肩に負担がかかってしまっていました。しかし、治療後のフォームでは右足が着地した時にはトップが完成しており、左腕にしなやかさが出るようになりました。また、歩幅も変化しました。治療前は白線に右足が乗っており並進運動の時間が短くなって、左足で溜めた力を右足に乗せる事ができていませんでした。治療後のフォームを見ると、白線を越え長い時間左足で地面を押す事ができ、下半身を使って投げる事ができています。フォーム全体を見てもしなやかさが出てきたと思います。動画や写真を見比べても自分のフォームの変化に驚きました。
三つ目は体のズレがなくなった事です。肩の痛みで病院に行っても、異常がないと言われる事が多く不思議に思っていました。初日の写真撮影で自分の体のズレを見てこれらも一つの原因ではないかと思いました。実際に院長とお話しをする中でも、股関節など体のズレが生じると肩など痛くなるということを学んだので、まずは体のズレから治さないといけないと感じました。治療前と治療後の写真を見ても足首や、膝、肘の位置など左右対照的になっている事が分かります。今まであった、左股関節の詰まる感覚も無くなり、スムーズに足を上げる事ができ、開脚も楽にできるようになりました。投げる際にも今までより腕がスムーズに振れ、肩に痛みも感じませんでした。これで肩が痛くならないというわけではありませんが、自分の体のことを理解することによって、パフォーマンス向上や怪我防止にも繋がるのではないかと思います。
 今回山内整骨院で治療を受けた事により、たくさんの知識や身体の変化を得る事ができました。また、院長と交流する中で、今まで自分にはなかった知識を知る事ができ、開脚をするときや、投球動作において変化が見られるようになりました。
自分は今、181cm68kgで野球選手と言える体型はしていません。ましては投手として望ましい体型には程遠いです。自分の今後の目標として、まずは身体作りをしっかりしたいと思います。今現在自分の力では全く戦力にはなりません。その中で自分にできることは、直ぐに活躍しようと思わず、目先を長くして練習することです。院長にもまずはハーフスクワット150kgを10 回できるようにし、そこから重量を重くしていくことが大切であって、体重も最低75kgはいると言っていただきました。自分はまだメンタル面でも弱い事がこの9日間でも分かったため、自分としっかりと向き合ってこれからの練習に励みたいと思います。リーグ戦で投げチームの勝利に貢献し、次のステージでもプレーできるような選手になり、今まで関わった方々に恩返ししたいです。
 9日間という短い間でしたが、大変お世話になりました。この9日間は自分の野球人生においてとても大切な時間だったと思います。これからの活躍に期待していてください。
                               2020.9.17」

▼日本福祉大学1年 ・ 赤崎太優君
股関節痛・柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.9.10 ⇒ (整復6日後)2020.9.17
③赤崎太優君・投球変化・2020.9.10~9.17
①赤崎太優君・整復前・2020.9.10
②赤崎太優君・整復後・2020.9.16
治療後の感想文
「私が山内整骨院に行こうと思ったきっかけは、二つあります。一つは、コーチの方や先輩方の紹介があり、自分自身の柔軟性やパフォーマンスの向上が目的だったこと、そしてもう一つは、以前から股関節の痛みがあり、そこも治したいと思ったことです。
ピッチャーにとってピッチングにおける下半身や股関節はとても大事なことは前から知っていましたが、自分の柔軟性は本当に硬く、特に下半身が硬くて、柔軟をしても柔らかくなっている自信があまりなく、柔軟も長く続きませんでした。でも柔らかくなりたいとは思っていて、フォームを変えて下半身をいつもと違う動きにしたところ、股関節に少し違和感が出始めました。今回はリーグ戦のメンバーを目標に頑張っていました。でも股関節の痛みがひどくなり、思い切り投げれないほど痛くなりました。そこで、リーグ戦のメンバーを諦めて治療に専念することを決めました。
 山内整骨院では、まず肩関節と股関節のズレを整復をして頂きました。それぞれはっきり分かるズレが有りましたが、お陰で綺麗に揃いました。そして毎日股関節活性化トレーニングをし治療をして頂きました。
整復前後で大きく変わったことは、股関節が開きやすくなり、詰まった感じもなくなりました。そして毎日トレーニングと治療を繰り返していくうちに、開脚して体を前に倒した時に、おでこが床の上の板につく様になりました。治療前は板に肘をつくことさえ厳しかったのに、治療後では、おでこまで着く様になり、とても驚いています。そして、股関節もとても開くようになりました。それは三日めくらいから効果を実感することができました。ですから、サンドバックを蹴って蹴って蹴りまくりました。そうするとさらに股関節の開きもよくなりました。
そして、野球にどう繋がったかというと、まず足を上げる時に詰まりが無くスムーズに高く上がる様になりました。また前までの自分のフォームは下半身が硬いし、使い方がとても下手くそでそこを修正したいと思っていましたが、治療後にピッチングをすると、下半身が使いやすく開ける様になっていて、柔軟性がどれほど必要だったのか改めて実感することができました。他にも投げる時の重心が低くなったり、歩幅が自然と伸びたりしていました。上半身も開かない様になり、ねじれと粘りが出て来たのではないのかなと思います。そして、先生のいう下半身の使い方はとても難しいですが、それを自分のものにしたら、とても成長することができると思うので、これからも練習して自分のものにできたらいいと思います。   
私は、昔から怪我をするところは毎回下半身でした。小学校の頃に膝、高校の時に足首を怪我して、中学、高校の監督さんにも下半身の柔軟のことはいつも言われていました。そこで、しっかり柔軟をしていたら怪我をすることはなかったかも知れません。下半身が柔らかくなることで怪我の予防やパフォーマンスの向上に繋がるし、疲労なども溜まりにくくなると思います。なので私もこれから毎日柔軟をして、もっと柔らかくなり、野球に生かしていきたいと思います。
 私自身の今後の目標は、リーグ戦のメンバーに入り先発投手として活躍することです。最終的には、NPB入りすることが目標です。まずは、11月ごろにある強化リーグやオープン戦で投げて抑えることです。そのためには、下半身の使い方や柔軟性をもっと向上させることが必須になって来ます。これから毎日柔軟をして、下半身の動きにもっと意識を置きながら野球をしていきます。卒業後にどのくらい成長しているのか楽しみです。
 最後に山内院長、成子さん、若先生9日間お世話になりました。この9日間の股関節の痛みやマッサージの痛みを忘れることなくこの柔軟を頑張りたいと思います。今後もサンドバックの蹴りも股関節の開きも進化させていきたいと思います。ここで治療したことや、学んだことを今後に生かしていき、結果という形で恩返し出来たらいいなと思います。本当に9日間ありがとうございました。
                             2020.9.17」

2020年01月31日

 10日間の集中治療合宿例

▼当院の、福井県・大野治療所3Fリビングにて昼食(焼肉)(2020.1.11)

▼当院の、福井県・大野治療所3Fリビングにて晩ご飯(ブリのお刺身)(2020.1.14)


集中治療合宿風景2020・1月号

▼日本福祉大学2年 ・ 蟹谷純平君
肩肘痛・柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.1.7 ⇒ (整復9日後)2020.1.16
①蟹谷純平君・整復前・2020.1.7
②蟹谷純平君・整復後・2020.1.16
③蟹谷純平君・投球変化(セットポジション)2020.1.7~1.16。
治療後の感想文
「私が今回山内整骨院で治療を受けようと思った理由は、去年の秋のリーグ戦で自分が投げて負けてしまった試合があり、先輩たちにとても迷惑をかけたと同時に悔しい気持ちがとても強かったからです。さらにこのリーグ戦だけでなく、他にも練習試合で投げていて、何試合も結果が出ず、悔しい思いをしていたので、何かを変えないとだめだと思っていました。他にも肩や肘をよくケガしてしまい、満足な投球ができていないことや、投球フォームの中で、下半身の使い方や柔軟性というところで苦労していたので、今回治療を受けて投球フォームが安定すればいいなと思い、受けることを決意しました。
 治療を受ける前と後で変わったことは、間違いなく股関節が開くようになりました。前は、開脚をした時に肘がつけばいい方だと思っていましたが、今は確実に肘がつくようになり、自分の中でも柔らかくなっているのが実感できます。投球フォームの点でいうと、テイクバックのところがからだに近いところにあり、背中より後ろに入ってしまうことがあり、肩や肘を痛めてしまう原因となっていました。さらにからだに近いところにある分、腕の遠心力が上手く使えずに腕も強く振れないし、球に勢いがないことがほとんどでした。コースに決まっていても、球に勢いがない分外野の頭を超えられたり、つまっているのに外野の前に落とされたりということが多くありました。まだピッチングをしているわけではありませんが、自分の中では手応えというものがあります。前よりもさらに指にかかるようになり、強いスピンの効いた勢いある球が投げれているのではないかと思います。
 写真や動画を見て、自分が一番変わったなというところは、投球フォームで横の時間というのが無く、腕が上がりきる前に体が回ってしまっていたので、球が抜けることが多くなっていました。しかし、横の時間をつくることができるようになり、腕が上がりきってから投げれるようになったため、上と下のタイミングがあうようになり、より強い球が投げれるようになったと思います。さらに動画を見てわかるように、リリースポイントが前になったことにより、打者により近いところで離せるようになり、球にキレが出るようになり、打ちづらくなったのではないかと思います。さらに自分のくせでもあった、テイクバックが体に近いところにあるのが、大きくなることで、体全体を大きく使えるようになり、とても投げやすいフォームになりました。自分の感覚的には、前のフォームよりも腕を強く振れているのではないかなと思います。キャッチボールをした感じでは、指にかかるボールが多く、抜ける球が少なかったのでいい方向に向かっていると思います。平地でしかキャッチボールをしていないし、この寒い時期にしては投げれているのかなと思いました。
 今後の目標は、150キロだすことと、リーグ戦で投げ、一部昇格し、神宮に出ることです。他にも140を超えるピッチャーは多くいますが、その人たちに負けずに自分も上のレベルで勝負していきたいと思います。悔しい気持ちのまま終わるのはいやなので、絶対に他の人に認めてもらえるような選手になりたいと思います。さらに、上の世界にもいけるような投手になり、今まで関わってくださった人たちに結果を出して恩返しをしたいと思います。     
2020.1.17」

▼日本福祉大学1年 ・ 田邊航基君
柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.1.7 ⇒ (整復9日後)2020.1.16
①田邊航基君・整復前・2020.1.7
②田邊航基君・整復後・2020.1.16
③田邊航基君・投球変化(セットポジション)2020.1.7~1.16.
治療後の感想文「ここに来て変わった事」 
「この山内整骨院に行こうと思ったきっかけは、学生コーチからの誘いと現状のパフォーマンス・柔軟性に満足していなかったからだ。
また、先輩からも、「ここへ行けば絶対変わるよ」と言われたのも来るきっかけの後押しになった。
 そして、愛知から自身初の北陸・福井へと向かい、九日間の治療が始まった。到着した初日から、撮影とトレーニングを行った。撮影した投球フォームを見て、歩幅が身長の割には、極端に狭くてテイクバックもぎこちなく、こんなフォームが本当に変わるのかと不安と疑問ばかりだった。また、トレーニングもこれで股関節が柔らかくなるのかな?と思っていたのが本音だ。
 しかし、この不安と疑問を払拭するかのように日々成果が出た。特に股関節の開きは、日に日に開く角度が広がり、目に見える変化だったため、もっと頑張ろう!と思えた要因でもある。また、投球フォームも手順をしっかりと守り、反復練習を繰り返した結果、五日目くらいから、練習してきたフォームに近づけることができた。実感できる変化量だったため、残りの日々も今まで以上に頑張ろう!とより一層、練習・トレーニングに精が出た。
 その結果、最初に撮影した時よりも、見違えるような変化を遂げることができた。股関節の開きでは、百八十度近くまで開くことができた。また、開いたことにより、トレーニングの蹴り込みも日に日に蹴りやすくなった。他にも、普段の立ち姿にも変化が出て背筋が伸び、骨盤も前傾してより良い姿勢が身に付いた。無理矢理ぐるぐるのハンドルを回された甲斐があったなと感じた。
 次に投球フォームについて。
 股関節の開きが広がったことにより、五歩半だった歩幅が六歩半~七歩へと自然に伸びた。それにより、前よりも体重移動がスムーズになり、ボールにより力を伝えられるようになった。テイクバックも、理想の形に近いフォームまでもっていくことができ、無駄のないフォーム・力強いフォームを手に入れることができた。指先にかかる感覚も全くと言っていい程変わった。この手に入れたフォームを体に染み込ませて、フォームの変化だけでなく、球質やスピードの変化も体感できるようにこれからも継続して頑張っていきたい。
 これらの治療を終えて、柔軟性やフォームが目でハッキリと分かる程の変化をしたので本当に来て良かったと思った。このフォームを体に染み込ませ、一年生の中で最初に140㎞以上を出したいと思う。また、ここへ来る前は、制球難に苦しめられたため、山内院長の助言を思い出しながら毎日頑張っていきたい。
 夢については、二つあり、体育教師になる夢とプロ野球選手になる夢である。今回、ここへ来たことにより、諦めかけていた、プロ野球選手への道をもう一度目指そうと思えた。その為には、血が滲むような努力と練習以外での自主練習を最低でも行わなければいけない。若い内にしか目指せないプロという世界へ少しでも希望があるのなら、その為に全力で向き合い頑張りたい。プロになれなかったとしても第二の夢である、体育教師になり努力して学んだことや経験を語り、良い指導者になりたい。
 ここへ来れたのは、治療費を出してくれた親の支え、大学まで野球を続けようと思わせてくれた恩師、応援してくれた友人がいたからこそなので、感謝の気持ちを忘れずこれからも頑張っていきたい。  
2020.1.17」

▼山梨・中3 ・ 中川由土君
柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.1.14 ⇒ (整復7日後)2020.1.20
①中川由土君・整復前・2020.1.14
②中川由土君・整復後・2020.1.21
③中川由土君・ドリブル変化 2020.1.14~1.20。

治療後の感想文「10日間を振り返って」 
「私が山内整骨院で十日間の合宿をするきっかけは、父にすすめられたからである。父と兄は以前、合宿をしたことがあった。そして、「合宿をすればパフォーマンスが上がるよ。」と言われ、来させてもらった。また、これからのサッカー人生の中で、怪我をしないことが重要になってくる。高校の三年間、その先のステップでサッカーに集中できる体をつくりたいと思い、来ることを決めた。
 合宿初日、どれだけ柔軟ができるのかや体のズレを写真を撮って確認した。私は、合宿に来る前からサンドバックを蹴り、開脚をしていたが、院長に「硬すぎる。」と言われた。また、体の様々な部分が左右でズレていることを知った。そんな状態から始まった合宿の中で、「本当に開脚が百八十度近くまで開き、ベターと前に倒れるところまで行くのか。」という気持ちでスタートした。トレーニングが思っていたよりもキツかった。サンドバックを、前に重心をのせながら押し込むように蹴り、台を使いとにかく角度を意識しながら開脚をした。そして、最後は機械を使って目標の角度まで開いた。痛かったけれど、蹴り込がいい形で出来るようになったり、体が柔らかくなったりと、成果が形として示されたことが嬉しく感じた。また、院長が「外国でプレーするんだろ。」と何度も何度も言ってくれたおかげで、あと少しの頑張りをすることができた。
 合宿も終わりに近づいてきた頃に、コーンドリブルの動画を撮った。体が軽くなり、以前よりもスムーズにドリブルすることができたと感じた。また、ターンの時もコーンに近いところで、素早く折り返すことができた。実は、合宿が始まってからすぐ同じ形のドリブルの動画を撮っていた。その二つの動画を比べてみても、整復した後の方がタイムが速くなっていた。それは、一つ一つのタッチがのびやかになったからだと考える。一歩の幅が広がったことにより、スピードにのりやすくなったと思う。そして、どれだけ柔軟ができるようになったのかや体のズレを改めて写真を撮った。すると、全ての形の柔軟が進化していた。特に開脚では、最初は九十度近くしか開かなかったのが、百六十度近く開き、前にベターと倒れるまでになった。ここまで開くとは自分でも想像がつかなかった。また、体のズレもなくなった。サッカーを始めてからの十年間のズレが十日間で直すことができたことにビックリしている。そのことにより、左足のキックが蹴りやすくなったと感じる。このように進化することができたのは、もちろん自分の頑張りもあるけれど、この合宿に携わってくれた周りの人たちのおかげだと思う。その人たちに感謝し、これからは頑張っている姿や、大会の結果などで恩返しできるようにする。
 私の夢は、プロサッカー選手になることだ。その夢を叶えるためには、たくさんの努力が必要だと考える。開脚を今よりもっと開くように毎日取り組んでいく。また、体のズレにも意識を向けバランスの良い選手になりたい。サッカーの面でも、自分がやるべき事を理解し、努力していく。  
2020.1.23」

▼山梨・中3 ・ 中川広土君
柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2020.1.14 ⇒ (整復7日後)2020.1.20
①中川広土君・整復前・2020.1.14
②中川広土君・整復後・2020.1.21
③中川広土君・ドリブル変化 2020.1.14~.1.20。

治療後の感想文「合宿で感じた事」 
「僕は最近試合でよいパフォーマンスをすることが出来ず困っていた。その原因は股関節の可動域が狭く、限られたプレーしかできなくなっていたことだと思った。なので山内先生のもとトレーニングをし、可動域が広くなりよいパフォーマンスをできることを期待して、合宿に参加した。また、兄が小学生の時に合宿に参加していて、合宿前と後ではプレーが驚くほど変わっていたのを見て、自分も合宿をきっかけに変わりたいと思い、参加することにした。
 僕は合宿のおよそ1か月前から、家にあるサンドバッグを蹴り開脚してきた。整復前に立ち姿、開脚、あぐら、伸脚を撮り、足首やひざ、ひじのズレも撮った。自分が思っていた以上にズレていて驚いた。整復後はトレーニングをして、サンドバッグが蹴りやすくなり、開脚も開きやすくなったと感じるようになった。最初は角度を意識して開くようにし、それから少しずつ低い位置で開けるようになった。初めは痛くて大変な思いをしていたけれど、毎日少しずつ開くようになったり、機械を使った時、座布団の数が減ったり、角度が大きくなったりしたらとても嬉しくなった。また、サンドバッグの蹴り方も変わった。整復後に整復前とどのくらい変わったか比べるために写真を撮った。開脚は角度が大きくなり背中が丸くなっていたのが平になり、顎がつくようになった。立ち姿やあぐら、伸脚も整復前と比べ大きく変化していた。また、ズレがなくなっていた。
 整復の前と後にドリブルの動画を撮影した。二つの動画を比べて見ると、体の動かし方やボールのさわり方が変わっていた。具体的には整復後のほうが、常にボールが体の下にあることや、コーンをまわる時にすばやくまわることが出来ていることだ。僕が整復をして感じたことは体が動かしやすくなったことだ。スムーズにドリブルができ、ムダが無くなったと思う。また、股関節の可動域が広くなったのでダブルタッチの幅が広くなったり、急な方向変更がしやすくなったりした。なので自分のプレーの幅が広がり、よいパフォーマンスを発揮できるようになったと思う。また、サッカーは下半身だけでなく、上半身の柔らかさも大切になってくる。なので肩関節も柔軟にしていくようにストレッチをしていく。僕は小学生の高学年からストレッチをあまりしなくなった。だから体が思うように動かなくなったことが、パフォーマンスが上がらないもう一つの原因だと思う。練習の少しの時間や時間のある時にストレッチをしていくことが大切だと思った。これから高校生になり体が大きくなるにつれて、痛い所がでてくると思う。毎日練習に参加し技術を磨くためには怪我をしないようにしていかなければならない。なのでストレッチを必ずしていく。
 僕は将来、一流のサッカー選手になりスペインやドイツなどのヨーロッパのリーグチームに所属し活躍したい。また、日本代表としてワールドカップに出場したい。この夢を叶えるためには怪我をしない体をつくることともに、いろんなことにチャレンジをしていき、技術を磨いていく。そして、自分を支えてくれた人々に恩返しできるようにする。
   2020.1.23」

▼磐田東高校1年 ・ 水野琉唯君
腰痛・恥骨痛・柔軟性・アーム投げの改善のため来院


(整復前)2019.12.7 ⇒ (整復1か月後)2020.1.9
①水野琉唯君・整復前・2019.12.7
②水野琉唯君・整復後・2020.1.9
③水野琉唯君・投球変化(セットポジション)2019.12.7~2020.1.9。

治療後の感想文「先輩と甲子園へ」 
「 自分がここに来るきっかけになったのは、山内先生が自分達の学校に来て話をして下さったことです。その時に自分は、行こうと思いました。理由は、自分は肩や肘をケガしたり腰のケガもしました。ほかにも投手をやっていて投げ方がアーム投げなのでそこを直せばもっといいパフォーマンスを出来ると思ったからです。
そして来てからは、サンドバックを蹴ったりするトレーニングをしたり、投球フォームで体重移動をずっとやりました。正直とてもきつかった時もありました。整復する前は私生活の面でも変わった事はなかったけれど整復の後は、股関節の開きも変わったし、睡眠の大切さも知りましたし、食事の面でも意識が変わりました。そしてそのトレーニングのおかげで股関節の写真を見ても最初と整復後でとても変わっていましたし、肘や膝とかのズレも治っていたのでとてもビックリしました。投球フォームとかも腕の出し方であったり足の伸ばし方も教えてもらって最初よりは良くなったと思いますし、投球するときの足の歩幅とかも変わっていて良かったです。他にも球持ちも良くなったりボールの勢いや、指の掛かりとかも良くなっていて今までにない感覚で投げれたので良かったです。
今後の抱負は、このトレーニングは続けないとダメなので必ず毎日やるということです。自分の夢はプロ野球選手になる事です。プロ野球選手になるためには、地道な努力も必要だと思うし、地味な練習をどれだけ続けてできるかだと思います。
今後の目標は、145キロぐらい投げれて、勝てる投手になる事です。その為にもまず、甲子園に行きたいと思います。新チームになってからはA1に投げるようになり、しっかりやらないといけないと思っていたけれど、秋の大会で先発して負けて、高校に入って一番悔しかったと同時に、自分への甘さや自覚が足りないと感じました。これからは、チームを引っ張っていかないといけない立場なので、自分に厳しくしないといけないですし、先輩と行ける最後の夏はエースとして先輩たちと行きたいです。今までお世話になった親や監督たちに恩返しもしたいです。夢のプロ野球選手になる為に甲子園に出るのは、通過点だと思っています。夢に向かって頑張りたいです。
2020・1・9」

2019年12月31日

 10日間の集中治療合宿例

▼当院の、福井県・大野治療所3Fリビングにて昼食(ロールキャベツ)(2019.12.7)

▼当院の、福井県・大野治療所3Fリビングにて昼食(焼肉)(2019.12.21)

▼当院の、福井県・大野治療所3Fリビングにてクリスマス会(2019.12.24)

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集中治療合宿風景2019・12月号


▼九州国際大学3年 ・ 東哲寛君
柔軟性の改善と、パフォーマンスの向上のため来院


(整復前)2019.11.30 ⇒ (整復5日後)2019.12.5
①東哲寛君・整復前・2019.11.30
②東哲寛君・整復後・2019.12.5
③東哲寛君・投球変化  2019.11.30~12.5。

治療後の感想文
「 まず自分がなぜ福井県の山内整骨院に来たかというと、伊藤監督に勧められ、新保や岩田や高椋さんが山内整骨院に行かれていたのを聞いていたので、どんな事をするか、自分にプラスになることなのか、ピッチャーばかり行っている中、野手である自分にどんな効果があるのか、不安を残したまま10日間の合宿を迎えました。ある程度は新保や岩田から聞いてはいましたが、いまいち想像がつかず、リーグ戦でケガもしたし思うように結果がついてこず、何かを変えないとという気持ちで新幹線と電車を乗り継ぎ福井に着きました。
 そして院長にまず整復してもらい、自分の体のずれがここまであるのかとかなり驚きました。もともとあまりストレッチなどやっていなかったのでかなり固かったです。写真で見せられると良く分かったので、やらなければと思いました。しかし初めの2、3日目はサンドバックを蹴るというときに、股関節を開くために蹴ると思わず、人に蹴る時どうやったら効くかなとか、格闘家ってどうやって蹴るんだろうと思いながら、身体の使い方もあいまいなままに蹴っていました。股関節を開くために開かせる器具があり、それが思いのほかきつくて痛いとか弱音を吐くことがない自分でも息をのむ痛さでした。滋賀の彦根治療所(山内整骨院・分院)に2日間行くことがありました。息子さんの蹴りはすごく、これを目指してがんばらなと思いました。
 彦根治療所から帰ってきて合宿4日目、5日目になると、徐々に股関節が開けてきて、開けてくると蹴りも足が上がっていきました。体重移動の練習もピッチャーのように足幅が広がっていき、バッティングやピッチングの動きとサンドバックを強く蹴る為の動きが似ているということに気が付きました。足をサンドバックと真っすぐのラインにいれて当たる時に力を入れるんだとか、色々野球に繋げていくと面白くなっていきました。
 体重移動は初めは足が全然前に行かず、白線を踏むことしかできなかったのですが、股関節が開いていくにつれて白線を越えるようになり、今までよく分からなかった股関節に乗せる感覚もつかめるようになってきていました。院長にバット振ってみろと言われ、振ると外のスイングの時に腰で最後押し込んでいく感じがすごく分かるようになっていました。体重移動を学んだことで足を上げたあとの股関節に乗って球を待つ感じがかなり分かるようになっていました。
 合宿当初は蹴りも変な方向で真っすぐ蹴ることができておらず、指先やすねの方に当たり痛めていましたが、合宿後半になってくると、右も左も自分の思ったところにイメージしたように蹴ることができるようになり、右も左も芯で蹴るようになり痛くなくなっていました。体重移動も白線を10センチくらい越えるようになってイメージに近い型で投げれるようになってきました。股関節は徐々に板や座布団の枚数が減り、段々開くことが楽しくなり、パフォーマンスに繋がるという気持ち一心で頑張りました。
 最初の頃のピッチングの動きと後半の動きとでは、体の使い方、体重移動が全く今までとは違っていてびっくりしました。体の柔らかさも全く違っていました。「継続は力なり」!毎日ストレッチや体重移動等をやらずに元に戻るということがないように、これからも続けていきたいと思います。サンドバックの体の使い方、ピッチャーの体重移動をバッティングに繋げ、リーグ戦ではタイトルをとり、チームが優勝し、神宮での今までの九州国際大学の歴史を塗り替える成績を出すために、今日まで学んだことを生かし、意識高く練習していきます。
2019・12・9」 

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